キミと、光の彼方へ。
しばらくして、私達は流木に腰かけた。

ざざーっという波の音と潮の香り、そして肌をすり抜ける夜風が心地いい。

上を見上げれば、満点の星が煌めき、海と溶け合って美しい藍色の世界を作り上げている。

空の果ての宇宙まで同じ色をしているのかもしれないと思うと、実に神秘的で、今目の前に見える景色を、ずっとこの瞳の奥にレコードしておきたいと思った。


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