キミと、光の彼方へ。
その時だった。
「第5組、出場選手を紹介します!」
入場を知らせるアナウンスが始まった。
海里が1番先に入ってくる。
遠目から見ても分かる鍛え上げられた肉体に胸がドキドキして騒がしい。
「第1レーン、青栄海宝(せいえいかいほう)高校2年、武波海里くん」
海里は名前を呼ばれると、右手を高く上げてから一礼した。
「海里ーっ!頑張れーっ!」
「ふれっふれっ海里!頑張れ頑張れ海里ーっ!」
私達の声が本人に届いているかは定かでない。
でも、きっと届いてる。
大丈夫。
海里なら、大丈夫...。
「では、始めます!位置について......よーいっ......」
「第5組、出場選手を紹介します!」
入場を知らせるアナウンスが始まった。
海里が1番先に入ってくる。
遠目から見ても分かる鍛え上げられた肉体に胸がドキドキして騒がしい。
「第1レーン、青栄海宝(せいえいかいほう)高校2年、武波海里くん」
海里は名前を呼ばれると、右手を高く上げてから一礼した。
「海里ーっ!頑張れーっ!」
「ふれっふれっ海里!頑張れ頑張れ海里ーっ!」
私達の声が本人に届いているかは定かでない。
でも、きっと届いてる。
大丈夫。
海里なら、大丈夫...。
「では、始めます!位置について......よーいっ......」