キミと、光の彼方へ。
私は、今日も朝から忙しかった。
4時半に目覚ましをセットし、二度寝しないように、障子戸を全開にして飛び起き、そのままの格好で家中の掃き掃除をした。
その後は父と砂汐奈の朝食を作り、砂汐奈を起こしに行った。
テレビ番組のアイドルのコーナーが終わった7時42分に家を出る2人を見送ってから、私は自分の身支度を済ませる。
朝ごはんは私だけ、塩むすびに乳酸菌飲料。
野菜も摂らなくてはと、お弁当には野菜ジュースを持っていく。
お弁当を袋に入れ、教科書とノートがきちんと入っているかを確認してから、ようやく洗面所でメイクをする。
いつもよりチークが濃くなった気がするけれど、それをいじってくるのは砂良くらい。
そして、去年から伸ばしっぱなしの髪の毛は気づかぬうちに胸くらいにまで伸びていた。
その髪をブラッシングし、口にくわえていた黒ゴムでポニーテールに結う。
最後に、洗面所の鏡の前でパンパンと頬を2度叩いてから玄関に向かった。
あまりにも不格好になりすぎたローファーを嫌々履き、バッグとお弁当の袋を持って家を出た。
4時半に目覚ましをセットし、二度寝しないように、障子戸を全開にして飛び起き、そのままの格好で家中の掃き掃除をした。
その後は父と砂汐奈の朝食を作り、砂汐奈を起こしに行った。
テレビ番組のアイドルのコーナーが終わった7時42分に家を出る2人を見送ってから、私は自分の身支度を済ませる。
朝ごはんは私だけ、塩むすびに乳酸菌飲料。
野菜も摂らなくてはと、お弁当には野菜ジュースを持っていく。
お弁当を袋に入れ、教科書とノートがきちんと入っているかを確認してから、ようやく洗面所でメイクをする。
いつもよりチークが濃くなった気がするけれど、それをいじってくるのは砂良くらい。
そして、去年から伸ばしっぱなしの髪の毛は気づかぬうちに胸くらいにまで伸びていた。
その髪をブラッシングし、口にくわえていた黒ゴムでポニーテールに結う。
最後に、洗面所の鏡の前でパンパンと頬を2度叩いてから玄関に向かった。
あまりにも不格好になりすぎたローファーを嫌々履き、バッグとお弁当の袋を持って家を出た。