キミと、光の彼方へ。
今日は午前中で学校が終わりだ。
そして、普段と変わらず夕方からはバイトがある。
その前には、洗濯物を取り込んだり、夕飯を用意したりしなければならない。
学生兼主婦。
それがたぶん1番合っている。
「では、皆さん1学期もお疲れ様でした。無事終業式を迎えられたということで、席替えをしてから解散にしまーす」
SHRの最後、お腹がペコペコで、お昼何を食べようかなぁなんて考えていたところで先生から突然宣言された。
もちろん大多数の人は喜んでいたが、私は何のそのって感じで、ふと隣に視線をずらした。
「あっ...」
思わず声が出た。
碧海くんと目が合った。
「ん?」
「いや...何でもない」
私がそう言って前に向き直ると横からぼそぼそと声が聞こえてきた。
「今のまんまがいいなぁ...」
その言葉に私の胸が反応した。
一瞬きゅうっと締め付けられてやがて弛緩していく。
今のまんまがいい。
そう思うのは、
海里と私の関係に対する私の気持ちと同じだった。
そして、普段と変わらず夕方からはバイトがある。
その前には、洗濯物を取り込んだり、夕飯を用意したりしなければならない。
学生兼主婦。
それがたぶん1番合っている。
「では、皆さん1学期もお疲れ様でした。無事終業式を迎えられたということで、席替えをしてから解散にしまーす」
SHRの最後、お腹がペコペコで、お昼何を食べようかなぁなんて考えていたところで先生から突然宣言された。
もちろん大多数の人は喜んでいたが、私は何のそのって感じで、ふと隣に視線をずらした。
「あっ...」
思わず声が出た。
碧海くんと目が合った。
「ん?」
「いや...何でもない」
私がそう言って前に向き直ると横からぼそぼそと声が聞こえてきた。
「今のまんまがいいなぁ...」
その言葉に私の胸が反応した。
一瞬きゅうっと締め付けられてやがて弛緩していく。
今のまんまがいい。
そう思うのは、
海里と私の関係に対する私の気持ちと同じだった。