キミと、光の彼方へ。
「次、桑嶋さん」

「はい」


私は早く終わらせたくて、すぐさま箱に手を入れて紙を引いた。

中を開けて数字が書かれたところに自分の名前を書いた。

私が引いたのは30番。

廊下側の1番後ろの席だった。

そして、私の前は......海里だった。


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