キミと、光の彼方へ。
夏休みだからといって何をするということでもない。

10日間は夏期講習があるし、その後も宿題がたっぷりあるから休む暇なんてないのだ。

家にいる砂汐奈のためにお昼ご飯を作って出かけ、母には素麺を茹でておいて冷蔵庫に常備している。

朝4時半に起きて全ての家事をこなし、学校に到着した時には、もう既に疲労困憊だ。


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