星愛〜それでも僕は君が好き〜
第1話。
【笹川将也side】
「ーいらっしゃいませ。」
カランコロン…と軽やかな音とともに店に入る。
チェーン店じゃない、ここにしかないお店。
「こちらの席へどうぞ。」
可愛らしい笑顔が魅力的な店員さん。
歳は多分高校生くらいだろう。
俺がこのお店に通うのは彼女に会うため。
彼女とは言っても名前も歳も知らない。
単に、一目惚れ。
「ご注文はお決まりですか?」
綺麗な声にはっきりした目鼻立ちの顔。
可愛らしい笑顔は花が咲いたよう。
「コーヒーで。」
「かしこまりました。お待ちください。」
数分後に目の前に置かれたゆらゆらと湯気のたったコーヒー。
「あ、あとこちら。」
「え?頼んでないですよ?」
「ふふ、今お店私しかいないのでサービスです」
コーヒーと共に置かれたのはこのお店自慢のシフォンケーキ。
「毎日のように来てくださっているので感謝の気持ちです。
でも店長には秘密ですよ?」
「あ、ありがとうございます。」
「では、ごゆっくりどうぞ。」
スタッフ専用の場所に戻っていく彼女。
長いまつ毛に縁取られたきれいな目。
高い鼻。
唇はプルプルでほんのりピンク。
肩より少し下までの短めの髪。
いつ話しかけようか迷っているうちにこの店に2ヶ月も通っている。
このお店に寄ったのは本当に偶然。
洒落たカフェだなあと思い入ってみたらアットホームな感じがしてかなり居心地がいい。
カウンターに座り前で店員さんがケーキを準備したりしてる所を見れるオープンカウンター。
そしてあの店員さん。
可愛すぎて一目惚れしてしまった。
「…あの…」
「?はい。」
前でケーキを切っていた彼女に声をかける。
「…毎日働いているんですか?」
「…んー。そうですね。定休日以外はいます。」
木曜日以外…毎日?
「…失礼だと思うんですが…おいくつですか?」
「…いくつに見えてます?」
ニッコリ微笑む彼女。
その笑顔に心奪われてしまう。
「17くらいですか?」
「…やっぱり幼く見えるんですかね…」
しゅんと肩を落とす彼女。
「こう見えて20歳なんです。」
…20歳?
え、この見た目で?
年下、だろうなとは思ってたけど…
「…まじですか…」
「まじです。20歳です、成人してます。」
俺の目をしっかり見て微笑む彼女。
本当に可愛い顔だ…
「毎日いるのは社員だからです。」
「そうなんですか?」
ニッコリ微笑んでお冷のおかわりを持ってきてくれる彼女。
「ーいらっしゃいませ。」
カランコロン…と軽やかな音とともに店に入る。
チェーン店じゃない、ここにしかないお店。
「こちらの席へどうぞ。」
可愛らしい笑顔が魅力的な店員さん。
歳は多分高校生くらいだろう。
俺がこのお店に通うのは彼女に会うため。
彼女とは言っても名前も歳も知らない。
単に、一目惚れ。
「ご注文はお決まりですか?」
綺麗な声にはっきりした目鼻立ちの顔。
可愛らしい笑顔は花が咲いたよう。
「コーヒーで。」
「かしこまりました。お待ちください。」
数分後に目の前に置かれたゆらゆらと湯気のたったコーヒー。
「あ、あとこちら。」
「え?頼んでないですよ?」
「ふふ、今お店私しかいないのでサービスです」
コーヒーと共に置かれたのはこのお店自慢のシフォンケーキ。
「毎日のように来てくださっているので感謝の気持ちです。
でも店長には秘密ですよ?」
「あ、ありがとうございます。」
「では、ごゆっくりどうぞ。」
スタッフ専用の場所に戻っていく彼女。
長いまつ毛に縁取られたきれいな目。
高い鼻。
唇はプルプルでほんのりピンク。
肩より少し下までの短めの髪。
いつ話しかけようか迷っているうちにこの店に2ヶ月も通っている。
このお店に寄ったのは本当に偶然。
洒落たカフェだなあと思い入ってみたらアットホームな感じがしてかなり居心地がいい。
カウンターに座り前で店員さんがケーキを準備したりしてる所を見れるオープンカウンター。
そしてあの店員さん。
可愛すぎて一目惚れしてしまった。
「…あの…」
「?はい。」
前でケーキを切っていた彼女に声をかける。
「…毎日働いているんですか?」
「…んー。そうですね。定休日以外はいます。」
木曜日以外…毎日?
「…失礼だと思うんですが…おいくつですか?」
「…いくつに見えてます?」
ニッコリ微笑む彼女。
その笑顔に心奪われてしまう。
「17くらいですか?」
「…やっぱり幼く見えるんですかね…」
しゅんと肩を落とす彼女。
「こう見えて20歳なんです。」
…20歳?
え、この見た目で?
年下、だろうなとは思ってたけど…
「…まじですか…」
「まじです。20歳です、成人してます。」
俺の目をしっかり見て微笑む彼女。
本当に可愛い顔だ…
「毎日いるのは社員だからです。」
「そうなんですか?」
ニッコリ微笑んでお冷のおかわりを持ってきてくれる彼女。