二人の距離~やさしい愛にふれて~
いったい自分は理花とどうしたかったんだろう?心から救えたらと思ってはいたが、それだけだったのか?別に付き合っていた訳でもない。体の関係も初めこそあったがそれからは全くなかった。
「よしっ、帰ろう!今日はね、由実ちゃんたち家族も一緒にご飯行こうって。由彰くん泊まるなら真さんの部屋使っていいって言ってたよ。とりあえず理花さんは安全な所にいるんだし、ねっ?」
茉莉は恭吾を引っ張るように1階に連れて行った。すでに患者待合室で真が待っており茉莉も急いで着替えた。
その夜は由彰の家族と合同で賑やかに夕食を食べた。
恭吾は初めこそ食事に手をつけなかったが徐々に表情も明るくなり、食事もしっかり食べていた。
食事が終わると親4人はもう少しお酒を飲みに行くと、別れた。
昌美も友達の家に泊まりに行くと言うので恭吾と由彰は待ち合わせの場所まで送り届け、真の部屋に帰った。
「あいつはさ、こんな結果になったけどお前に救われてた部分はあるんじゃねぇの?」
「どうかな?最近夜出て行く日が増えてたんだ…正直、俺のしてたことって理花にとって迷惑だったのかも…」
恭吾はソファに座ったまま頭を抱えた。
由彰は小さなため息を吐き冷蔵庫へと向かった。真から冷蔵庫にビールを入れておいたと言われていたのだ。
ビールを2本持って戻ると缶を開け恭吾の前のローテーブルに置いた。
「よしっ、帰ろう!今日はね、由実ちゃんたち家族も一緒にご飯行こうって。由彰くん泊まるなら真さんの部屋使っていいって言ってたよ。とりあえず理花さんは安全な所にいるんだし、ねっ?」
茉莉は恭吾を引っ張るように1階に連れて行った。すでに患者待合室で真が待っており茉莉も急いで着替えた。
その夜は由彰の家族と合同で賑やかに夕食を食べた。
恭吾は初めこそ食事に手をつけなかったが徐々に表情も明るくなり、食事もしっかり食べていた。
食事が終わると親4人はもう少しお酒を飲みに行くと、別れた。
昌美も友達の家に泊まりに行くと言うので恭吾と由彰は待ち合わせの場所まで送り届け、真の部屋に帰った。
「あいつはさ、こんな結果になったけどお前に救われてた部分はあるんじゃねぇの?」
「どうかな?最近夜出て行く日が増えてたんだ…正直、俺のしてたことって理花にとって迷惑だったのかも…」
恭吾はソファに座ったまま頭を抱えた。
由彰は小さなため息を吐き冷蔵庫へと向かった。真から冷蔵庫にビールを入れておいたと言われていたのだ。
ビールを2本持って戻ると缶を開け恭吾の前のローテーブルに置いた。