Secret love 【改訂版】
プロローグ
やっと終わった。仕事終わりの自分の部屋で、私はホッと髪をほどいて息を吐いた。
 
代り映えの無い毎日を幸せだと思っているのも事実だけど、変わりたいそんなことを思う自分もいる。
 
どれだけ考えても答えはでない。
鏡に映る自分を見つめたあと、時計を見ると待ち合わせまではあと少し。
手早く着替えると、私は家を出た。

この日の出会いが、私のこれからを変えるなんて思いもしなかった。
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