僕だけにナデナデさせて アミュ恋 3曲目

 駆け出したうるさい心臓の音まで
 春輝くんに聞こえちゃいそうで、
 息を止めることしかできない私。



 く……苦しい……

 息が…… 心臓が……



 そんな私の異変に気付いた
 総長さん。


 助けてください!と視線を送るも
 悪そうな顔で口角を上げた!



 この総長さん
 私のことなんて助ける気ゼロ!

 逆にこの状況を、楽しんでるし!!

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