僕だけにナデナデさせて アミュ恋 3曲目

「なんで……私なんですか?」



「私ね、アミュレットの4人を
 輝かせることしか、頭にないの。

 春輝を輝かせられるのは
 美羽ちゃんだろうなっていう、私の直感」



「そ……そんな。私なんて……」



「美羽ちゃんに会ってみて、
 直感が確信に変わったの。

 春輝が美羽ちゃんの頭を
 ナデナデしたい気持ち、私にもわかるから」



「え?」



「小動物みたいで、かわいい。美羽ちゃん」



 ひえぇぇぇ!!


 こんな美人さんに
 可愛いなんて言われちゃった!!


「ま、綾星の時には、
 私の直感、大外れだったけどね」


 
 テヘっと首を傾げて微笑む蓮見さんが、
 可愛くて。


 こんな子供っぽい表情もするんだなと
 見とれてしまう。
 
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