僕だけにナデナデさせて アミュ恋 3曲目
わたしのことじゃ……ないよね?
告白されたのかと思って
心臓が止まりそうになった。
嬉しい!とまで、思ってしまった。
でも……
明梨んを思って微笑んだ
春輝くんの悲しそうな顔が頭に浮かんで、
一気に現実に引きずり戻された。
あ、そういうことか。
明梨んも、ウサギさんみたいで。
魔法使いみたいで。
ヒーローみたいにカッコいい女の子ってことか。
ありえない期待なんかしちゃって
バカみたい。
私なんかが
春輝くんに好きになってもらえるはず
ないのに……