僕だけにナデナデさせて アミュ恋 3曲目
それからの僕は。
毎朝、言霊神社に行って。
学校では得意の作り笑顔を
顔面に張り付けて。
テンションを上がられるだけ上げて
みんなに笑顔を振りまく。
そして夜
自分の部屋に帰って来た時には
笑顔なんて、絞っても出てこないまま
棒切れみたいに
無気力でベッドにバタリ。
情けない自分を振り返らないように、
布団に潜りこんで
無理やり瞳を閉じる。
彼と笑い合う、みゅうみゅうの笑顔を
思い出さないようにするために。