僕だけにナデナデさせて アミュ恋 3曲目

 う……


 たまに見せる、
 春輝くんの大人っぽいというか
 余裕を帯びた微笑み。

 大好き。大好きすぎる!!



 私の心にある胸キュンのツボを、
 思いっきり刺激されちゃう!!



 いつも、子供っぽい笑顔が
 キュートすぎる春輝くん。


 突然見せるギャップに、
 メロメロにやられちゃうんだよね。



 萌えで胸が苦しくなって、
 春輝くんの膝の上に顔を乗せたまま、
 猫みたいに背中を丸めた私。



「みゅうみゅう、お腹が痛いの?」

 心配そうな声に、ハッとなった。




 春輝くんの笑顔に
 悶えていましたなんて言えなくて、
 ごまかす言葉を必死に探す。



「だ……大丈夫だよ。
 そういえば、
 しーちゃんの話だったよね?」



「うん」

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