僕だけにナデナデさせて アミュ恋 3曲目
瞳を閉じたまま、
拝殿に手を合わせていた時。
僕の耳が
ウサギのようにピクンと反応。
みゅうみゅうが石段を登ってくる音が、
かすかに聞こえた。
慌ててベンチまで走り
滑り込むように座り込む。
みゅうみゅう、早く来ないかな?
もうすぐかな?
今日も
大好きなみゅうみゅうの頭を、
たくさんナデナデしちゃうんだから。
僕は
心の中に住み着いている
悪魔と一緒に
大好きな笑顔が瞳に映る瞬間を
ルンルン気分で待ちわびていた。
☆END☆