僕だけにナデナデさせて アミュ恋 3曲目

 瞳を閉じたまま、
 拝殿に手を合わせていた時。

 
 僕の耳が
 ウサギのようにピクンと反応。


 みゅうみゅうが石段を登ってくる音が、
 かすかに聞こえた。

 

 慌ててベンチまで走り
 滑り込むように座り込む。




 みゅうみゅう、早く来ないかな? 
 もうすぐかな?


 今日も
 大好きなみゅうみゅうの頭を、
 たくさんナデナデしちゃうんだから。



 

 僕は
 心の中に住み着いている
 悪魔と一緒に

 大好きな笑顔が瞳に映る瞬間を
 ルンルン気分で待ちわびていた。


             ☆END☆
< 375 / 375 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:12

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

表紙を見る
地雷カプブルー

総文字数/65,376

恋愛(学園)130ページ

表紙を見る
唯都くんは『運命の番』を溺愛したい

総文字数/149,836

恋愛(純愛)369ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop