Angel's Tears

「○○くんお肉取って！」

彼女は開始早々早速肉を食べ始めようとしていた。

そんな彼女に呆れつつも僕は肉を焼いて渡した

ジュー…

肉の香ばしい匂いが漂ってきてお腹が空いてくる…。

「母さんトウモロコシいる？」

「うん、ありがとう」

「お肉は？」

「後で食べるから置いといて～？」

「わかった！」

「父さんは？」

みたいな感じで僕は焼いては渡してっていうのを繰り返していた。

「○○焼いてくれてありがとな！次はお父さんが焼くから早く食べろ！○○に取られるぞ！」

父さんが催促するのも無理ない

「全部私が食べちゃうからね！」

「おい！残しとけよ！」

彼女が全部食べようとしているからだ…

食い意地が張っていることはいい事だがあまりにも食べ過ぎなのでは…

そんなことを思いながらもこの日はあっという間に過ぎていった。