お母さんをやめます。
一方その頃お母さんは…。



ガチャガチャ…。

(お母さん)
りさね!居ないの?開けてよ!

……………。

(お母さん)
居ないの?
(…。さやさんと夜遊びいったな。泣。あんな子に育てた覚えがないのに……。)

ガチャ…。

(お母さん)
ただいま…。(やっぱりいない)



お母さんは悩んでいた。りさねの将来
りさねの進路 りさねの希望…。どうすればいいのか?悩んだ。悩んだ。とても悩んだ。



(お母さん)
どうすればいいんだろ。
うーん。うーん。……。
そうだ!私が「家を出ていけばいいんだ」
そうと決まったらスーツケースにいるもの
詰めよ。


お母さんは、スーツケースに色んなものを詰めた。詰めているとき、あるのもを手にした。


(お母さん)
懐かしいな。りさねが小さい頃可愛い可愛いかったなー。いけないいけないこんなことしたら家から出ていけないじゃないか。




お母さんは、出ていく前に置き手紙を置いて出ていった。









りさねへ

あなたを育てるの疲れました。

お母さんは、家から出ていきます。

少しは、お母さんの気持ちを分かってくだ

さい。

りさね。今年で高校卒業なんでしょ?

進路はどうするの?就職、進学?

どっちにしても私は知りません。

勝手にしてください。

p.s
お金は仕送りします。3ヶ月

その3ヶ月過ぎたらお金は送りませんので

自分でどうにかしなさい。

そして携帯番号を変えるので

電話しないでください。



今日からお母さんをやめます。

さよなら。








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