願わくば君の大切な人になりたい
次の日-
昨日あんまり眠れなかったな、
なんかまだ眼が完全に開いてないし
「「キャー」」
きっと中川君めあてだろうな〜
ズキッ-
いつもはズキッ-ってならないのに
なんか、中川君が女の子と一緒に居るのが
嫌だなって思うんだよね…
-でもそんわけない
そんな気持ちを紛らわすように
保健室で休むことにした
「失礼します」
ガラガラ-
先生はいないみたい
適当にベットで休もうかな
**
「ふぁ〜」
「中川君?!」
なんで中川君が?
「西川さん探してたら保健室に居るって言うから来てみたんだよ」
「いつから居たの?」
「でも20分ぐらい前だよ」
「20分でもだめだよ」
「ごめんね、嫌がるとは思ってなくて」
「いやいや!中川君が来てくれて
嬉しいんだけど寝顔を見られて恥ずかしい
というか…」
「そういうことだったんだね
あと、僕意外と保健室で2人きりに
なっちゃダメだよ
西川さんいろいろと危ないからね」
なにが危ないんだろ?
「とにかく気をつけてね」
意味はわからなかったけど
中川君が言うから守っておこう
「西川さん、具合悪くなったのって
昨日夜まで公園にいたから冷えたかな
意外と昨日寒かったし」