願わくば君の大切な人になりたい

「あの、涼太君?」


「どうした?」

「手が私の頭に乗ってるんだけど」


「ごめんごめん、やだった?」

「大丈夫大丈夫!恥ずかしくて」


「プッ」

「わ、笑わないでよ〜!」

「なんか西川ぽいし、笑える」







「西川さん、職員室で先生が呼んでたよ」

「あ、中川くんありがとう」



「えっ?」


中川君は私の手を引っ張って職員室まで
連れていった





「え?中川?」
でも職員室を過ぎても 私の手を引っ張り
空き教室に入った



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