願わくば君の大切な人になりたい
土曜日-
うぅ〜ん、どうしよ…
中川君の隣を歩くんだからまともな服を
着なきゃならないんだけど
ぜんっぜん決まらない…
ここはおばさんに相談しよ!
「あのさ今日来ていく服で迷ってるんだけどどれがいいかな?」
「何着ても似合うからな〜」
お世辞はいいよ…
「これ!これは?」
「これにしよっかな!」
おばさんが選んでくれたのは白とピンクの
清楚系のワンピースだった
「なんか気合い入ってるみたいだし
メイクしようか?」
「おねがい!」
華の高校2年生なのにメイクも自分で
しないなんて…
でもでいないんだよ〜
しても似合わないし、全然ブスが直らない…
「完成!どう?いいんじゃない?」
「メイク上手だね、さすが!ありがとう」
「気をつけていくのよ」
「は〜い!行ってきます!」