ボーダーライン。Neo【下】
「大丈夫だよ。一週間、毎日すれば、サイズもちょうどよくなるから」
「ーーン、はぁっ、馬鹿。エッチ」
「それ。最高の褒め言葉」
「ふっ、ンあぁあっ。ハァ、ン!」
膣口から舌を差し入れ、そそり立つ突起を濡れた指先で何度も何度もつまんでは転がしてくる。
沢山の快感が蓄積され、あたしは大きく背中を反らした。
いつもより、桁違いに呼吸が荒い。さっきの夕食でお酒を勧められて飲みすぎたせいかもしれない。
半日のフライトで疲れているせいもあり、少しのアルコールであたしは驚くほどに酔っていた。
瞼が重く、若干眠い。このままとろりとした快感に任せて眠ってしまおうか。
そう思い目を伏せるが。
「まだ寝かせないよ?」
檜から与えられる刺激であたしの意識は起こされ、いとも容易く跳ねてしまう。
普段お酒を飲んで酔っ払うと、その分快感に達するのが鈍くなる。
イクのに時間がかかる分、刺激の塊はあたしの至る所に蓄積されていく。
なかなか終わりへと行き着かないので、檜からの刺激も止まらない。彼は終わらない性交をどこか愉しんでいるようだった。
体の奥底が官能の痺れに満たされていく。