麗羅の青春期~10代編~義務教育

幼少期時代の教訓⑩S君は救世主

助けてくれたのが、S君だった。

ほどいてくれて、
S君が側に居てくれた
泣き止むまで居てくれた。

麗羅{そんなん好きになっちゃうやん

S君{……………おっ、俺もやねんけど、そっ、その動機が………

麗羅{何?どんな理由?

S君{あの日がなければ、普通の同級生やったんやけど、お前があの日、強がってても泣きそうになってて、その日の事が夢に出てきて、そっからなんか、気になって

ありがとうって抱き付いたら

鼻血。

服が破られてて、乳がブラから
こんにちはしてまして、
生乳で抱きついてました(笑)

体操服に着替えて

S君が、先生に言わな。って、
手をひっぱて職員室に行こうとしたので

もういい、もういい、から
早く帰ろう、会うかもしれんから
早く出たい。

って、ちょっと言い合いになってしまった。

S君{犯罪やねんから、黙ってたらあかんやろ。って、

麗羅{でも、黙ってた方が皆にバレなくてすむ。

S君{( ゚д゚)ハッ!って事は?あの事がって、事は先生か?

って、

麗羅、頷いた。

S君{じゃあ、どうするん?どうしたいん?
親に言わんつもりか?

麗羅{殴られて…怖くて、言えない、

S君キレ気味

麗羅{もぅ、S君が来てくれたから
大丈夫やから、言わないって言うてと、


S君が、その日から探偵みたいになった。

女友達のTと一緒に帰るときも、一緒に帰るような感じになり、影ながら守ってくれていた。

H先生からの呼び出しはあっても、
S君のマークにより、あれからは
何事もなく普通に暮らして居ました。

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