麗羅の青春期~10代編~義務教育

幼少期時代の教訓⑭S君が彼氏になった。

おじいちゃんを出迎えた次の日からも
同じように、小学校に一緒に行く。心なしか、
同級生のS君じゃなく、
彼氏のS君ってのが嬉しかった。
葬儀を終えての3日間ぶりでもあるから
ぎゅ~ってしたくなっちゃて
抱き付いた

そしていつもの用に帰ったり遊んだりした。

麗羅{もうすぐ小学校卒業やな~って、
どんな6年間やった?後、
どんな中学生活送りたい?

S君{まだ解らん(笑)楽しければいいんちがう?

って、言われて

麗羅{S君らしい答えやなって、言うて

ぎゅ~ってされた、
話してた場所がマンションの下やったから
ちょうど兄とはち合わせになって

あっ!っとお互い

兄{やっぱり付き合ったんや(笑)
外やから少しは気にしろよって、

上がっていった。

ふふふって笑いあって

ランドセル置いて、
S君の家に遊びに行った。

S君{なんか、お腹すいたな~って、
いうてたから

麗羅{じゃあ、簡単なやつなんか、つくろか?って、

S君{えっ?料理できんの?

麗羅{ちょっとぐらいなら(笑)おばあちゃん家で見てたとき、うちが作ってた日もあったからって、

台所貸してもらって

焼きそば作りました(笑)

美味しそうに食べてくれました。

たべおわって片したら
S君がボソッと

いぃ奥さんになるな~って、

見つめられながら(笑)視線が痛かった(笑)



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