麗羅の青春期~10代編~義務教育

中学2年の秋②麗羅が女になった日の夜

帰ってからというものの、ずっと、どうしたらいいのかを迷ってた。

パンツも洗い、洗ってる所を
兄に見られる

兄{血…もしかしてって言われて

麗羅{生理や、そこに結びつけるのやめんかいっ(>_<)
としか、言い様がなかった。

ホッ( ´△`)と胸を撫で下ろす。

兄{でも…微かに…香水の匂いがしてるんやけど
俺が持ってるやつじゃないし、Sは香水してないよな?

沈黙が流れ

兄が察した。

兄{麗羅、S以外に本命居たんか?( ´△`)

ちょっと、ズレてる、お兄ちゃん。

と、思いつつ、
薄情すべき時かを悩みつつ。

麗羅{ナンパみたいな感じで……………
なりました。

っていうて、目を瞑ってたら
ガチャリって音がした。

お兄が、また出かけた。
お兄の、後を追う

って下にいるやないかい

兄がタ、タ、タバコ………
いつからなのだ?

お兄の前にいった。

麗羅{お、お兄、いつから?
母は知ってるん?

兄{知ってるよ…………お前みたいに内緒にしたりしいひんわ。って

未成年の喫煙は本間はあかんけど、
親は、影でこそこそ吸うより目の前で吸うなら吸え。って、考えで。誰にも迷惑はかけてないし、身体悪するのは、結局自分。
責任は自分でとれ、という親なので


親も吸うてたから、やりはじめは注意されたらしいけど、隠れて吸われて非行になられるより、マシやとの事で
吸うてた兄………

兄{はぁ~マジか~はぁっ、もう何もしたことには触れへんけど、Sにいうの?言わんくてもバレたときにどうするの?

麗羅{おっ、お兄ならどうする?

兄{はっ?バカじゃないか、好きな人としかやらん。

麗羅{じゃあ、ちょっといい雰囲気な子やって誘われたとしても?

兄{………………そいつ、そうやったんか?

麗羅{……………あっ、あくまで例えやがな(>_<)

あかん、墓穴がどんどんでてくる。

お兄には口では勝てない。

兄{それでも、やっぱり好きな人としかしたくない。

麗羅{付きあおうかってのは言われたけど(笑)って言うたら

誰に?( ´△`)って近づいてきた人たち
 ゚ ゚ ( Д  )

兄、麗羅{えっ?

兄{あっ、忘れてた、お前が遅いから行きそうな所に電話かけて、帰ってきた時に連絡してなかった(>_<)

S君、Y先輩、Y弟
息荒くして、探し回ってくれてた
みたい。

麗羅{ご、ごめんなさい。
むしゃくしゃしてて、ぷらぷら遊んで
帰ってきました。

S君{無事に帰ってきたから、それでいい、だけどさっき、誰に付き合おうって言われたの?って

どうしよう。(((((゜゜;)
悩んだ末の

麗羅{いっ、言えない。

S君が兄たちと

S君{ちょっと、2人にしてもらえないですか?

兄たち{………お、ぉう。

2人になり

S君{…………プリクラ楽しかった?
麗羅{うん。

S君{あっ、あのさ、Sさんとバイバイした後何があったん?
麗羅{Sちゃんと、道に迷って帰れないから
Sちゃん泣き出して怒って見知った場所についてから、バイバイいわずに、去っていったから…………ムカついて、チャリでプラプラして
弓削公園に辿り着いて。…………それで、ボーって物思いに更けてたら、なにしてんの?的な声かけられて、話すことになってしまって、
そしたら付き合わないか?って、付き合ってる人がいるって、いうたら………。
でっ、今に至る

みたいに言うたら

S君ホッ( ´△`)の顔。

まだ隠してる。事実。
言えなくて、罪悪感。
S君と初めてならよかった。
なのに………………もどかしい。
ごめんなさい。S君。という日になってた。

S君は、ホッとして

S君{夜にほっつき歩けば、女ならナンパされて当たり前やから、それはもう仕方ない。付き合ってる、事を言うてるし、もぅ、危ない目にあってないなら、それでいい。
もし、次1人になってしまった時は俺を呼んで。すぐかけつけるから、待ってる時は人通りの多いところで待つ、解った?(>_<)

って、言ってくれていた。


その言葉が痛すぎて、優しすぎて
頷く事しか出来なかった。

でも考えてみたら、
携帯持ってない。すぐには公衆探せない。

それは、言わないでおこう。
S君が納得して、兄と、先輩の所に
戻り、ちょっと喋って帰っていった。


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