暗闇の先に…
荷物をマンションに置き向かうは『BLUE』
カラン…カラン…
久し振りの店内には懐かしい面々が集まっていた
「よぅ、待たせたな。皆揃ってるか?」
陸斗の背後から顔を出すと、陸斗を突き飛ばし抱きついてきたのは凛だった
「彩夢ちゃん!!!」
「凛、久し振り…ごめんね。突然いなくなっちゃって」
凛には一方的にLineで連絡を入れただけだった
「もぅ!!心配したんだから!連絡しても繋がらないしッ相談くらいしてほしかった!」
ボロボロと涙を流しながら怒る凛
「ホント、ごめんね?」
凛の顔を覗き込みながら謝ってると、突然頭を叩かれた
「痛ぁーーい!!」
頭を抑えながら顔をあげると輝真が鬼の形相で見ていた
「よぅ、彩夢。あの時、連絡する様に言ったよなぁ?」
私の顔は盛大に引きつった