暗闇の先に…


次の日、朝から大雨でカミナリが鳴っていた


「も〜!この土砂降り、どうにかならないの?買い物から帰るだけで下着まで濡れてるとか…傘の意味ないじゃん」


「なら、俺が拭いてやろうか?」


バスタオルを片手に妖艶な微笑みを浮かべる陸斗

髪の毛からは水が滴り落ち、いつもの雰囲気とはまるで違う


そんな陸斗に目を奪われて動けずにいた


心臓はバクバクと脈を打ち、顔が急激に熱くなる


「フッ顔、真っ赤…」


いつの間にか距離を縮め、私の頬をそっと撫でる


そして唇に柔らかい感触…


久しぶりの陸斗とのキス



「こっち来いよ。風邪引くぞ」



部屋に連れて行かれ、服を脱がせにかかる陸斗


「ち、ちょっと…自分で、出来るから……」


「もぅいいだろ?」


懇願するような目で見られ、戸惑ってしまう

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