暗闇の先に…
ボロボロと泣きながら抵抗する
その度にお腹を殴られ、息をするのがやっと
もぅ、どこが痛いのか分からないくらいに殴られ 抵抗する力もなくなって、諦めかけた時
バーーーーンっと大きな音を立てて勢いよく扉が開いた
義父はビックリして行為を止め、扉の方を見る
そんな義父の驚いた顔を 虚ろな目で下から見ていた
「彩夢!!ーーーーッ!!てめぇ!」
ボーッとする頭を働かせ声がする方を見ると
いつもの優しい顔の陸斗が、怖い顔してこちらに向かって来る
「り……く………」
そこで私の意識は途絶えた