君モノガタリ
第一章 転校生






「凛、学校に早くいこっ」



そう、せかすのは親友の陽子。



「まって。なんでそんなに急ぐのよ」



私が聞く




「今日は藤井君の部活姿見に行くの!!」



陽子は同じクラスの藤井君に好意を持っているのだ。



「なんで?!いつもクラスで藤井君と会ってるじゃん」







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