君モノガタリ
第十章 大切な仲間



私には力がないのに。

私は、なにもできないのに。


だれがこんな展開を予測できただろう。

恋だってしたかった。

もっと笑っていたかった。


こんな馬鹿げた戦いで死にたくない

でも、どうして私なの?

いいじゃん誰でも



なのに・・・分からない



祖父がそうだっただけじゃん


私じゃなくても強い人でいいじゃん

私のせいで皆が死なせたくない





私には・・・・なにができる?
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