君モノガタリ

第十二章 そして戦いは始まった(前編)

あっという間に3日は過ぎた。

そして、誰もが来てほしくないと願った



戦いの日が来た。

「死ぬ」と、



誰もがそう思った。

地獄の日




「大丈夫、絶対終わらせよう」


陽子が隣でささやいた。


恐くて学校に来ないなど通用しない。

風邪でもインフルエンザでも関係なし

無理やりにでも全校生徒を集める