愛しの彼女
「本当に?じゃあ愛してる?」


恥ずかしいぃぃぃ…



なんか体が痒くなってきたな。



「大きい声で言って!」



正気かよ…



「聞こえなーい」



当たり前だろ。



こんなウザイ女とよく付き合ってられるな。



ある意味尊敬…



ていうか筒抜け過ぎ。あいつの声がでか過ぎるのもあるけど。



収まったのを確認すると、我慢していたトイレへと向かった。



はぁ…漏れる漏れる。



勢いよくドアを開け、便器の前に仁王立ちになりチャックに手をやった時…



俺の心臓は絶対飛び出た。


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