愛しの彼女
「い、いやぁ…あの…なんだかすごい音がして誰か来てたみたいで…」



出るのが恥ずかしいのと怖いので出てこれなかったわけだ。



父はトイレットペーパーで汗を拭ったのだろう…



おでこに紙が張り付いている。



でもなんだかかわいそうで指摘できない俺って…



反抗期には無縁な人間である…
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