日向ぼっこ
「昨日濡れてた制服そこに乾かして置いてあるから、早く着替えて朝ご飯食べに来いよ」
まだ、少し顔を赤くして言う日向くん。
なんかあたしと目を合わせてくれない…?
合わせようとしても逸らされる。
地味にショックなんだけど!
…あっ、昨日あたしが好きとか言った…から?
湊くんが行ったあとを追うように、すぐドアを閉めて行った日向くん。
なんかあたし…本当に。
「やらかした…?」
一人、誰もいない部屋で呟いた。