日向ぼっこ

「昨日濡れてた制服そこに乾かして置いてあるから、早く着替えて朝ご飯食べに来いよ」


まだ、少し顔を赤くして言う日向くん。


なんかあたしと目を合わせてくれない…?


合わせようとしても逸らされる。


地味にショックなんだけど!


…あっ、昨日あたしが好きとか言った…から?


湊くんが行ったあとを追うように、すぐドアを閉めて行った日向くん。


なんかあたし…本当に。


「やらかした…?」


一人、誰もいない部屋で呟いた。

< 29 / 32 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop