不器用な2人の初恋
しっかりとお断りした。

つもりだった。


私は、バカだったんだと思う。


周りの女子たちからどんな目を向けられてるのかも気にせずに私は彼の告白を断った。







そして、次の日から放課後の遊びの時間が始まった。



「えいや!」
ドカッ!


あははははっ!!!!


ドカッ!
ドン!
ガシャン!





ほんと、痛い。





いつまで経っても慣れないと思う。








あとから、聞いた話だと私をいじめている彼女達のリーダーが如月くんを好きだったらしい。


でも、多分私はあそこで彼の告白を了承してもこの結果は変わらないと思う。



告白を断る身の程知らず

から

告白を了承した身の程知らず


に変わる程度



多分やられることは変わらない。









それなら、


我慢していればいいじゃないか。
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