宵影
2章
はぁ〜やっと学校終わった
車に乗るまでは歌恋を演じなきゃ

「木陰さん!放課後カフェ行きませんか?」

『ごめんね。遠慮させて。用事があって…
また、誘ってよ』

「そっか〜残念。じゃあまた明日!」

『うん!!じゃあね』


車まであと少し

校門から出る

トントン 肩を叩かれた

振り返る

『?えっっと〜大西くんだっけ?
なに?どうしたの?』

< 11 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop