君がいたから 2
「うどん作ったよ。食べられる? 」
「…美味しそう。食べる 」
ベットの近くの机にお皿を置く結愛。
間近で結愛を見ると、ヤバイ………
エプロン姿が似合ってて可愛いすぎ
一緒住んでいるのに、こんなに間近でエプロンつけた結愛を見たことが無かった。
男のくせに急に甘えたい衝動に駆られてしまうよ…
「結愛、少しキツイから食べさせて? 」
「わかった。 でも、どうしても食べられなかったら言ってね 」
めんどくさいお願いなのに、満足そうに笑って、箸でうどんをつかんで口もとまで持ってきてくれた。
口の中に温かいうどんが入ってくると、一気に美味しい味が広がる。
たまごや野菜も入っていて、俺の体力がつくように考えて作ってくれたということもわかった。
「美味しい。世界一のうどんだよ 」
「蓮、大げさだよ。 でも蓮に褒められると嬉しい 」
結愛に食べさせてもらうなんて最高に幸せで
あっという間に食べ終わってしまった。
満腹になるとウトウト眠気が襲ってくる。