君がいたから 2
そして、料理を始めて40分すると、
美味しそうな匂いに包まれる。
ふと時計を見るとまだ18時になっていなかった。
「結愛が手伝ってくれたから、もうできちゃったね、ありがとう 」
「ううん、全然何もしてないよ。
それにもともと私が作る予定だったし
シチュー入れてお皿をテーブルに持っていくね 」
4人分のお皿と茶わんを出し、
よそってテーブルに運んだ。
その間にお母さんは出際よくサラダを作ってくれて
色鮮やかな食卓に。
お父さんと蓮、呼んで来よう。
寝室のドアを開けた。