君がいたから 2

「もう、限界。結愛は頭は良いけど、俺の気持ちわからないみたいだから、身をもって教えてやらないと
でも、苦しくなったらすぐ言えよ 」


体が浮き、寝室のベットまで連れていかれる。

薄暗いけど、蓮の顔をまともに見れなくてシーツに顔をうめる。


「結愛、かわいい顔隠さないで、 」


「やだっ………んっ…ダメッ! 」


背中から、優しく持ち上げられて、仰向けにされて、蓮の顔がせまってきて唇に、深いキスをされた。


「誘っておいて拒否権ないから 」



今日はいつもより強引な蓮。

最初は顔だけだったのに、
体じゅうにキスが飛んできた。

自分の声とは思えないような変な声出るし
気持ち良すぎて頭おかしくなっちゃうよ…



「そんな声出すと止められないよ 」

蓮も普段と違って余裕がないみたい。

でも、大好きな匂い、温もりは変わらないし
優しさに関してはいつも以上だ。



< 39 / 138 >

この作品をシェア

pagetop