君がいたから 2

「大丈夫だよ。そんなに怖いこと言ったりしないから。少し注意してほしいことあるからその話をするだけ 」


「良かった 」


結愛の髪の毛を撫でると、安心した表情をする。

そんな顔見ると癒やされる。
抱きしめて、キスしたくなってきてしまった。


さっきから、医者の仕事では無いことばかり考えているから、いい加減切り替えようと思い

椅子に座って、結愛の顔をしっかりと見る。


「じゃあ、言うね。
検査の結果はアレルギーだったよ
ホコリや汚い空気を吸うと発作が出るから
気をつけてね 」


「…うん またできないこと増えちゃうの?」


「薬飲めばいつも通り過ごしても大丈夫だよ 」


少しだけうつむいてしまった結愛をそっと撫でた。


本当は家事もしてほしくないけど、そう言うと結愛が気を遣ってしまいそうだからさりげなくそこは俺がサポートしよう。



「今まで通り、無理はしないで発作が起きたら必ず言うこと約束して 」


「わかった 」


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