先生がいてくれるなら①【完】
* * * * *
文化祭の準備が本格的に始まった。
ステージ発表のダンスの振り付けも出来上がり、数人ずつのグループになって振り付けを練習する。
衣装は手芸部が中心となり、手のあいている女子と手先の器用な男子も手伝って作り始めた。
コスプレ衣装も同時進行なので、衣装づくりが一番大変そうだ。
ダンスの練習があるので放課後は無理だけど、私も衣装を持ち帰って少しずつ仕上げている。
「ふわぁ~……」
夜遅くまで衣装縫いをしているせいで、すっかり寝不足。
つい、あくびが出てしまう。
「うー、だめだめ。今日は一限目から数学だし、気合い入れなきゃ」
そう呟きながら、朝の掃除をすべく部室へと向かう。
ふわぁ~……
気合いを入れても止まらないあくび。
駄目だ、このままでは一限目のジキル博士に睨まれ、放課後にハイド氏に抹殺される……。
文化祭の準備が本格的に始まった。
ステージ発表のダンスの振り付けも出来上がり、数人ずつのグループになって振り付けを練習する。
衣装は手芸部が中心となり、手のあいている女子と手先の器用な男子も手伝って作り始めた。
コスプレ衣装も同時進行なので、衣装づくりが一番大変そうだ。
ダンスの練習があるので放課後は無理だけど、私も衣装を持ち帰って少しずつ仕上げている。
「ふわぁ~……」
夜遅くまで衣装縫いをしているせいで、すっかり寝不足。
つい、あくびが出てしまう。
「うー、だめだめ。今日は一限目から数学だし、気合い入れなきゃ」
そう呟きながら、朝の掃除をすべく部室へと向かう。
ふわぁ~……
気合いを入れても止まらないあくび。
駄目だ、このままでは一限目のジキル博士に睨まれ、放課後にハイド氏に抹殺される……。