君中毒!














「はぁ…はぁッ…」



裏庭まで来た。



息が切れて、呼吸しにくい。




「…はぁッ……ッく、」


水が零れてきたと思ったら、


涙だった。






駄目、



泣いたら、駄目!!







「……ッ」






しゃがみこんで、耐える。





だって康介は、あたしの事を好きでいてくれてるんだ。







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