久遠くんの溺愛が止まりません
「毎朝学校でお花に水やってるでしょ?
朝練で早く学校行くとき、いつもいるあの子は誰なんだろうって思ってた。
それが渡辺さん。」

気づいてくれる人がいるなんて思いもしなかった。
チョコが私好みにお花がモチーフだったのも偶然じゃなくて、それを知ってくれてたからなんだ。

「あの、チョコありがとう。
凄く美味しかったよ。」

「よかった~。
女の子にチョコあげるなんてはじめてだったからさ、こんな感じでいいのか不安だった」
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