久遠くんの溺愛が止まりません
電車の中はぎりぎり入れるスペースしかなくて、押しつぶされそう。
そして運悪く私の周りには頑張って手を伸ばしてみても、
届く高さのつり革がなかった。


「…渡辺さんさえ嫌じゃなかったら、俺につかまってていいよ」

「つ、つかまる⁉」

つかまるっていったってどこを?手とか?急すぎない??

悩んだ結果ちょこんと久遠くんのシャツの裾をつかむことに。
やっぱり私にはつり革が高すぎるしお言葉に甘えることにしました。

なんだろうただ裾をつかんでるだけなのに少しドキドキする。
久遠くんはどうなんだろうと思って見上げると、心なしか顔がほんのり赤い気がする。
< 15 / 215 >

この作品をシェア

pagetop