久遠くんの溺愛が止まりません
「たっだいまー。」

ドアを勢いよく開けて、七海ちゃんと共に部屋へ戻ってきた。

一旦休憩タイム。
疲れた脳にお菓子の甘さが染み渡る。
甘いのだけだと飽きるからもちろんしょっぱい系も置いてある。


「友達と勉強会って言うと大体お喋りで終わるのに、こんなガチでやるとは…」

片岡くんはのびきってしまっている。

「糖分補給しないと…」

祐人くんはお菓子に手を伸ばし、無言で食べている。


「確かに疲れたね。」


「暫く休もう。」


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