久遠くんの溺愛が止まりません
試合
今日はチア部の人たちと顔合わせの日。

ほのちゃんが部室のドアを平然と開けると
そこには10人ほど女の子が揃っていた。


「あ~、ほのっち。ありがとね~。」
とその中の一人が言う。


「全然いいよー。
この子が友達の小春ね。」


「こ、こっ、こんにちは。渡辺小春です。
よろしくお願いします。」
震えながら挨拶をした。
大勢の前に立って話すってどうしても慣れない。


「よろしくね。来てくれてありがとうっ。私はチア部の部長の青井のりかです。
何か困ったことがあったら言ってね。」


「はいっ」


「てゆうか、めっちゃ可愛いじゃん。
肌白いし、まつげ長いし、お人形さんみたい。
ほのっちにこんな可愛い友達いたなんて。」


「小春とはずっと友達だもんね~。」


「うん!」
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