俺のボディガードは陰陽師。~第四幕・夜に抗う~
結界の翼
★★★
「大体、一人で飛び出して駆け付けて何をしようと思ったんだ!このバカ!」
「は、は、はい、す、す、すみません…」
「作戦無視か?ちゃんと話し込んで聞いてたか?!」
「う、ううぅぅ…聞いてなかった、かも」
「…だろうな!だろうな!大事な話の最中お菓子ムシャムシャ食ってたもんな!…コラァァッ!」
「…ひいぃぃっ!」
登場するなり、お説教?
敵を前に余裕ありゃしませんか。
すると、怒りの竜堂の後ろから、もう一人。
眼鏡のスーツ姿の男性がゆっくりと歩いてくる。
…パーティー会場で見かけた、ウチに来ていたあの医学部の男性だ。
どんどん出てくる登場人物。
「なずな、大丈夫?」
こっちにやってくるなり、彼は地に座り込んだままのなずなの傍へと赴く。
「…ごめん、ちょっとしくった」
「不動縛と…毒?大丈夫なのか?玲於奈さん到着するまで持ち堪えられる?」
「それは問題ない。不動縛も解術進んでるから、あともう少し…」
「毒もあるのにそんなに急がなくても大丈夫だよ。俺たちが来たから大丈夫」
「大体、一人で飛び出して駆け付けて何をしようと思ったんだ!このバカ!」
「は、は、はい、す、す、すみません…」
「作戦無視か?ちゃんと話し込んで聞いてたか?!」
「う、ううぅぅ…聞いてなかった、かも」
「…だろうな!だろうな!大事な話の最中お菓子ムシャムシャ食ってたもんな!…コラァァッ!」
「…ひいぃぃっ!」
登場するなり、お説教?
敵を前に余裕ありゃしませんか。
すると、怒りの竜堂の後ろから、もう一人。
眼鏡のスーツ姿の男性がゆっくりと歩いてくる。
…パーティー会場で見かけた、ウチに来ていたあの医学部の男性だ。
どんどん出てくる登場人物。
「なずな、大丈夫?」
こっちにやってくるなり、彼は地に座り込んだままのなずなの傍へと赴く。
「…ごめん、ちょっとしくった」
「不動縛と…毒?大丈夫なのか?玲於奈さん到着するまで持ち堪えられる?」
「それは問題ない。不動縛も解術進んでるから、あともう少し…」
「毒もあるのにそんなに急がなくても大丈夫だよ。俺たちが来たから大丈夫」