俺のボディガードは陰陽師。~第四幕・夜に抗う~
fLaShbACk 《後》 ➖side Nazuna➖
☆☆☆
橘家からの依頼も終わって、しばらく過ぎたある日。
10月末の頃だった。
『…は?御館様が?参上しろって?』
『うん。今週の日曜日に。当日朝イチで出発するよ』
『えー。…わかった』
総本山の総帥…御館様が、私と剣軌に話があるから総本山に来いとの要請だった。
うーん。
今週の日曜日は、みっちょに誘われて、サッカー部の決勝戦を見に行く予定だったんだけど。
まあ、御館様の命令は絶対。
仕方無いか。
それにしても、いったい何の話だろう。
考えてみるが…心当たりが無いわけじゃない。
(ひょっとして…リグ・ヴェーダのことか?)
先日の橘家の依頼の際。
突然、リグ・ヴェーダが姿を現した。
突然過ぎて、しかもあっさりと現れてビックリした。
ヤツ…とうとう魔界から帰ってきたんだ。
こうなれば、ここが正念場。
年貢の納め時だ。
絶対、仕留める。
…この話だろうか。
剣軌のことだから、御館様に逐一報告しているだろうし。
橘家からの依頼も終わって、しばらく過ぎたある日。
10月末の頃だった。
『…は?御館様が?参上しろって?』
『うん。今週の日曜日に。当日朝イチで出発するよ』
『えー。…わかった』
総本山の総帥…御館様が、私と剣軌に話があるから総本山に来いとの要請だった。
うーん。
今週の日曜日は、みっちょに誘われて、サッカー部の決勝戦を見に行く予定だったんだけど。
まあ、御館様の命令は絶対。
仕方無いか。
それにしても、いったい何の話だろう。
考えてみるが…心当たりが無いわけじゃない。
(ひょっとして…リグ・ヴェーダのことか?)
先日の橘家の依頼の際。
突然、リグ・ヴェーダが姿を現した。
突然過ぎて、しかもあっさりと現れてビックリした。
ヤツ…とうとう魔界から帰ってきたんだ。
こうなれば、ここが正念場。
年貢の納め時だ。
絶対、仕留める。
…この話だろうか。
剣軌のことだから、御館様に逐一報告しているだろうし。