俺のボディガードは陰陽師。~第四幕・夜に抗う~
このみんなをお家へ御招待から、春休みは始まり。
そして。
部活、川村の歓迎会で焼き肉とか、そんなこんなで日々は過ぎていく。
特に何も起こらず、平穏だった。
なずなからの連絡は、もちろんないまま。
…なので、たまにシマッピ先輩の写真をLINEで送信してやっては、怒られる。
そして追伸で返事を急かすと《せっかちなお坊っちゃまだな!》と、更に怒られた。
せっかちなお坊っちゃま?…早く返事が欲しいってのもあるけど。
わざと怒られる、このやり取りも楽しかったりする。
お店ももう予約したし。
早く4月にならないかなーなんて。
その日が近づくに連れて、楽しみになってくる。
一人でニヤニヤと笑う怪しいサマになったぐらいになっていた。
…しかし、その前に。
少し大きなイベントが待ち受けていたりして。
麗華さんとこのホテルのオープニングセレモニーとパーティー。
…そして、その日を迎えることとなった。