サッカーボールと先輩とアタシ
旬磨の暖かさ
帰りのバスは直ぐに来た。
急いで乗り込む。
二週間ぶりのサッカー部。
少し疲れたみたい。
でも、こんなにサッカーから離れたのは初めてかもしれない。
席に座りアタシは気付く。
あれ、乗り継ぎどこかな?
来る時は亜子ちゃんと一緒に、話しをしながら来たから、覚えてない…。
まぁ何となく、覚えがある所で乗り換えしよう。
アタシは窓の外を眺めた。
あ、ここら辺かな…。
とりあえず降りた所は、………見たことまない住宅街だった。