しかくかんけい!
朦朧とする意識のはしっこで、そらくんが動いたような気がして、でも誰かと何かを話すわけでもなく。
きっと気のせいだったのかもしれないと思わせるほど、何事もなく、時間だけが流れた。
そして言葉通り、次の日も、また次の日も、お昼休みはそらくんの隣でぼうっと過ごした。
その時間は、平和だった。
彼の隣にいるとなんだか安心感に包まれて、この痛い傷を癒やしてくれているみたいだった。
でも、そんな安らぎに浸っていたから。
前に進もうとせず、知らんふりをして。
楽な方へと、甘えていたから。
私はバチが当たったんだ。
あれもこれも全部、私が悪いんだ。
私が自らの手で、意思で、招いた災い。
だから、これからあんなことになるのは、
当然だったんだ。